「このまま小学校にあがって大丈夫?」
入学前には、急に心配になったりしますよね。早生まれさん、成長ゆっくりさんのママ(過去の私)、のびのび幼稚園で放牧してきたママ(過去の私)は、特にそうかもしれません。そうしたとき参考にしていただけるよう、マイペースな息子の入学前後の様子をご報告します。執筆時(小1の冬)現在の所感です。
とその前に、私の教育方針は『目の前の成績にとらわれず、非認知能力や自己肯定感を育くむこと』。入学前に何を教えるか、この教育方針から以下のように考えていました↓
- 成績は普通でいい(注:できるにこしたことはないが)
- とはいえ、皆についていけないと自己肯定感が損なわれてしまいそう。
最低限は教えよう。 - お友達をつくれて楽しい学校生活が送れたらOK!
方針の違う方もいらっしゃると思います。【お勉強編】と【生活編】を分けて書きますので、不要なところは飛ばしてくださいね(笑)
【お勉強編】小学校入学までにできるようにしたこと
国語はひらがなだけ・算数は1から10まで
勉強については、最低限と思ったことだけ教えこみました。
- 国語…ひらがなを読めて書ける(あやしい字もちらほら)
- 算数…1から30まで数えられる (書けるのは10まで)
以上です(笑)
「焦って勉強しなくても、全部教えてもらえれるから大丈夫!」
という先輩ママの言葉を信じることにしました。予習しすぎると授業がつまらなくなり、集中できなくなる、というような話も耳にしていましたしね。とはいえ、黒板の字を読めないと困るので、ひらがなはある程度読めるようにしておきました。
最低限の知識でも、問題ナシ!
結果は…何の問題もありませんでした(*^-^*)
息子は成長ペースがゆっくりで、客観的にみて理解力が深いわけではありません。
それでも、1年生の勉強は難易度が低く、授業だけでも十分ついていけるようです。
「学校どうだった?」と聞くと、「楽しかった!」
「授業は何がすき?」と聞くと、「全部!」
と元気なこたえが返ってきます。焦らなくても大丈夫!!
「子どもを楽しく勉強させたい」という方は、『遊び学習』を紹介した記事があります。
あわせて、参考にしてくださいね▼▼▼
【小1・家庭学習】子どもを勉強嫌いにしない、ママのアイデア11選
【お勉強編】入学後自然に身についていたこと
国語・算数とも、教科書の進行にあわせて下記を身につけていきました。
- 国語…カタカナ、漢字、音読する力
- 算数…たし算、ひき算、100までの数、時計
また、まだ授業でやらない時計の見方も、いつのまにか覚えていましたよ。
音読については、『ゆっくり進歩』しています。
授業開始から初秋くらいまでは、読むスピードがかなり遅く、指で文字をなぞりながらでしたので、心配するほどでした。しかし、最近(小1冬)になってから、人並みのスピードで読めるようになってきました。
「足りないな」と感じるのは、『読解力』と『語彙』。
漢字や計算はできるのに、文章問題の意味がわからず解けない、なんてことが多いです。
こちらは入学前にあわてて身につけるものではなく、幼い頃からの読み聞かせや言葉がけが足らなかったかな、と反省しています。
【生活編】小学校入学までにできるようにしたこと
生活面は、勉強よりも時間を割きました。なぜなら、まずは日常生活に不安を感じず、楽しく過ごせることが大切だと思ったからです。
また、まだトイレに不安があり、学校で粗相して、からかわれたりいじめられたりしないかを一番心配しました。
幼稚園との大きな違いは『親の手を離れて一人で行動し、何から何まで先生がお世話してくれるわけではない』という事ですよね。それから、新しい環境のもと、自分の居場所をつくっていくことも大事です。ですから、
- 自分の身を自分で守れる
- 助けがなくても自分でできる
- 先生やお友達とのコミュニケーションを円滑にする
ことを頭におき、具体体には以下を叩きこみました(笑)
①『危険を避ける方法』と『トラブル時の対処法』
- 学校までの道順を覚える
- 交通ルールを覚える(道路の歩き方、横断の仕方、車のそばを通らない)
- 自宅の住所、電話番号、親の名前を言える
- こわいことがあったら、助けを呼ぶ、逃げる
②『学校で過ごす時間』に『1人で』やるべきこと
- 着替え(着る・履く、脱ぐ、たたむ)
- ランドセルを開ける、物をしまう、背負う
- トイレ(出かける前にウンチ、服を汚さない、和式トイレ、行きたい時は先生に言う)
③『コミュニケーション』と『困った時の対処法』
- 挨拶(大きな声で、できれば自分から)
- 話しかけられたら、返事をする
- 困ったことがあったら、先生に相談する
- 言いたいことをはっきり伝える
【生活編】入学後の様子と経過
想像よりも、ずっとスムーズに学校生活に馴染んでいきました。ありがたいことに不自由や不安を感じている様子はみられませんでした。
特に心配していた以下2点について、詳細をお話ししていきましょう。
①トイレ問題は、事前に相談しておくと安心
今のところ、学校でズボンを汚す、粗相する、などのトラブルは起こっていません。
自宅では時々やらかすので、運がよいだけなのか、もしくはそれなりに緊張感をもって気をつけているせいなのかはわかりません。
入学直後の個人面談で、トイレの失敗がまだある旨を担任の先生に相談しました。
「だーいじょうぶです。1年生なんて、そんな子ゴロゴロいますよ。困ったことになったら私にそっと教えてくださいね」との回答でした。
かなり安心したので、先生に一言お伝えしておくのは、おすすめの方法です。
また、朝うんちする習慣をつけておくと大変安心です。
よろしければ、こちらの記事もご確認くださいね↓↓↓
子どもの便秘解消に!「朝うんち」が楽になる時短スープをご紹介
②お友達ができるか問題は、その子のペースで
入学直後から、学校が楽しいとは言っていましたが、仲よしのお友達ができている様子はありませんでした。恐らく、クラスメイトの会話を遠巻きに聞いて、参加しているような気分を味わっていたのではないのかと想像しています。親しい友達がいなくても、楽しいと感じているのならいいや、そんな気持ちでいました。
特定のお友達の名前を聞くようになったのは、10月ごろだったでしょうか。
「今日は、○○コンビで遊んだんだ!」
というセリフを聞いたときは、大変嬉しかったです。
奥手でも、その子らしいペースでお友達をつくっていくのだな、と感じました。
小学校に入学してもうすぐ1年!今思うこと
小学校入学から10カ月が経った現在の感想は、
「あれこれ心配しなくても大丈夫だったな」ということ。
成長がゆっくりでまわりの子よりも幼いことに加え、奥手な性格でガンガン行くタイプではない息子。それでも自分のペースで学校生活に馴染んでいけました。
同じような心配をされているママさん達、心配ありません!!
やきもきしますが、子どもの力はすごい。
まるでタンポポの綿毛のように、ある日ふわーっと飛んでいくようなイメージです。
お互い、信じて見守っていきましょうね。
当記事では、『小学校入学までにできるようにしたこと』を『ゆる育派のママの視点から』『主観的に』書きました。【学校側が求める】入学までにできるようにしてほしいことをご覧になりたい方は、こちらの記事をどうぞ↓↓↓
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